ようこそ!クエストクリア・ライフのストーリーページへ!
あなたがこれから旅するのは、不思議と冒険が詰まった大陸。
古代文明は、存在しない敵に一夜にして滅ぼされました。
初代国王は、民を幸せにするために、民を犠牲にしました。
あなたが解決する、本当の意味での[クエスト]とは?
文字で読む冒険に、しばらくお付き合いください。
冒険の始まりは、あなたに土地が与えられるところから
あなたが仕事を求めて足を運んだのは、クエストリア地方「アールテラ王国」の領内、ワトフェアの街です。
このワトフェアの街は2年前に出来たばかり。
もともとは港に隣接した商店街のような場所でした。
現在の国王の命により、港を世界の交易ポイントとして発展させる計画が始動。2年前に改名・改築が始まりまっています。
ワトフェアの街はまだ発展途中で、仕事が途切れません。
あなたは狭いながらも、開発中の区域の管理を任されることになります。
そこをあなたの生活拠点とし、生活している人々からの依頼をこなすのが、しばらくの目的です。
仕事をこなしていると、様々な場所に顔を出すこととなります。
そのうちのひとつが、「魔術研究ギルド」です。
さっそく、どんな場所なのか、勝手口から入ってみましょう!
魔術研究ギルドが研究する「確率の魔術」
魔術研究ギルドは何人かの「最上級魔術師(トップソーサラー)」が指示をする、魔術に対する研究を行ってる施設です。
積み上がった本とポーション、スクロール。他にも何かアヤシゲな骨(?)が転がっています。
そんな場所で今日もトップソーサラーの元、何人もの上級魔術師たちが研究に精を出しています。
彼らの研究結果によると、魔術と失われた古代技術には、どうやら密接な関係があるようです。
「魔術」は確率を操作する技術で、それはこの世界の時間の流れに関係しているとか。
炎や雷を起こし、傷を治す。生活にとても深く根ざす技術であり、文化です。
もし興味があれば、そのへんの魔術師に魔術について聞いてみてください。
きっと、すこし早口で専門用語を交えながら、こちらを無視して、喜んで教えてくれるでしょう。
魔術師たちのリーダーであるトップソーサラーは、初代国王の時代から称号が存在していました。
その称号を引き継いだ者は、過去のトップソーサラーの記憶をも引き継ぐと言われています。
それには初代国王との密約が関わっていると噂されていますが、本当でしょうか?
噂が本当かどうかはわかりませんが、それを裏付けるかのように、魔術研究ギルド内で不穏な動きをしている上級魔術士もいるようです。
初代国王は、何を思ってトップソーサラーの称号と魔術研究ギルドを作り、確率を操作する技術を探求させたのでしょうか?
確率を操作する技術を、王が必要とした理由は何だったんでしょうか?
初代国王「[求心王(きゅうしんおう)]ユージーン1世」のお話は、今から約800年前にさかのぼります。
愛されて王になった男の、民への復讐
ユージーンが、まだ10代の若者だったとき。
希望と好奇心で胸を膨らませた、数百人の開拓民の一人として、後にアールテラ大陸と名付けられる、未開拓の地に到着します。
彼は大人になるにつれ、リーダーとしての才能を開花させていきます。
気さくな彼は友達も多く、信頼される人柄でした。
人口も増え続け、ついに国家として独立宣言をすることになると、周囲は満場一致で、ユージーンを国王に推したといいます。
ユージーンは、人が好きだったのです。
周囲の幸せを常に考え、与えることばかりを考えていました。
そんな彼は、良き王になりました。
常に民のことを考え、まだ大陸に整備されていなかった街道などの交通インフラを整え、経済的に発展させていきました。
街道を開発する傍ら、古代遺跡の発見・調査も行いました。
このときの発見は、のちの復讐に利用することになります。
彼は民に愛されていました。
王になる前も、王になってからも。
王となったユージーンは変わること無く、幸せを追求する一点を目指していたはずでした。
しかし、ある事件が、民の心を変えてしまいます。
国民は王を、糾弾したのです。
ユージーンは、絶望しました。
今まで自分が築き上げてきたものは何だったのか、と。
信頼していた民からは責められ、自分にできることは何もなく。
与えることが出来ない自分に、無力感と無価値感を強く覚えました。
「もう一度、やり直そう。」
発見された遺跡は、古代文明の資料館(図書館)でした。
ユージーン1世は即位直後から魔術研究ギルドを立ち上げていましたが、事件の後、魔術研究ギルドに、ある研究を命じます。
表面的には素晴らしい研究でしたが、彼にとっては復讐でした。
その復讐は、成し遂げられたのでしょうか・・・?
一夜で姿を消した古代文明と古代技術
ユージーン1世が探求した技術は、古代文明が常日頃から使用していた技術のようでした。
しかしその古代文明を持った人々は、ある日突然消えたと推測されています。
その技術力はとても高く、特にエネルギー変換と金属加工の技術に優れていたようです。
現代でも遺物として手に入る物のひとつに「巨人鋼」があります。
これは鉄よりも軽く、鋼鉄よりも硬い素材です。
そんな素材を作り、加工する技術と道具があったことを、遺物の文献は示唆しています。
進んだ技術を持っていたのに、一夜で消えた理由は何なのか?は、現在も調査中です。
もしかしたら、あなたにも声がかかるかもしれませんね。
でも気をつけて。
調査に関わると悪夢を見て、心を壊す者がいます。
罪を重ねる悪夢
古代文明について調査をする者の中には、悪夢を見る者がいます。
その悪夢は決まって、罪に関するものです。
殆どが人を殺めたり、尊厳を奪うようなものばかり。
あまりにも多くの罪が流れ込んでくるので、心を壊してしまう者まで現れます。
なぜ、古代文明の調査に関わることで悪夢を見るのかは不明です。
一部では呪いと言われてしまうほどに。
しかし不思議なことに、古代文明の調査から離れると、ピタッと見なくなります。
あなたが悪夢にうなされるのなら、調査から離れて、休みましょう。
休暇中、絶対にサバクイグアナに近づいてはいけませんよ。
彼らは、商隊を襲いますから。
サバクイグアナに関する調査報告
サバクイグアナは、設計図や記号が書いてある書を好んで集める傾向があります。
彼らに記号を理解する高い知能があるわけではないようです。
しかし、特に「地図」に強く反応することが調査でわかっています。
これはまだ仮説ですが、彼らに本能的な「何か」があって、それを探していたり求めているのではないでしょうか。
例えば、どこかに「帰ろうとしている」ような。
鳥には帰巣本能があるといいますので、もしそうなら、サバクイグアナを理解できるかもしれません。
随分と遠くまで来てしまいましたね。
そろそろ、拠点に戻って休みましょう。
好奇心は、冒険の最高のスパイス
読む冒険、いかがでしたか?
これらはあなたがこれから遭遇する謎の、ほんの一部。
あなたが管理を任される区域「ホームステージ」では、様々なことが起こるでしょう。
時に壁にぶつかり、時に新たな発見をするでしょうか。
ぜひ、その出来事を、ひとりで、または仲間とともに、楽しみながら体験してみてください!
あなたが快楽を得れば得るほど、・・・いえ、この先は冒険をすれば、わかることです。楽しみは取っておきましょう。
それでは、クエストクリア・ライフでの冒険&スローライフ、楽しんできてくださいね!